近代日本の大規模建築物は東京等の大都市を中心に多くが建設されるようになりました。　　　これに伴って建築物を利用し、１日の大部分を建物の中で過ごす人々が急激に増えるようになり、利用者にとって建築物の室内環境、特に空気とその環境が人体に及ぼす影響は大変大きなものとなりました。

　一方、最近の大型の建築物は空調等を人工的に調整することを前提として作られるようになり、空調を利用する人々が自分たちの好みに合わせて室内環境を調整（窓を開放するなどの自然換気）ができないような構造となっているものが増えました。
このような空調管理システム下では、温度調整の不適切なことが原因による冷房病や換気障害による二酸化炭素値（CO2濃度）の上昇や粉塵等の蓄積による喘息や息切れなど種々の身体的問題が生じるようになりました。現に昭和３０年代後半から健康障害の例がいくつも報告されています。

　このような事情を背景に昭和45年（1970）に制定された法律が「建築物における衛生的環境の確保に関する法律」、いわゆる「ビル管理法」です。

その目的は　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　①建物の利用者が健康に過ごせる環境を確保することで、公衆衛生の向上に貢献すること。　　　②清潔で快適な建物環境を提供することで、人々の生活の質を向上させること。

　誠和環境株式会社でも空気環境測定を非常に重要な業務であると位置づけ、墨田区を拠点にお客様に対し、より高い品質で尚かつ手頃な価格で良質なサービスをご提供することができるように日々努力をいたしております。

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