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空気環境測定とは?

 空気環境測定とは建物内の空気の質を評価するために空気中の様々な成分を測定もので、温度や湿度、または一酸化炭素や二酸化炭素、浮遊粉塵やホルムアルデヒドなどの有害物質の値を計測する作業です。                                   

これらの作業で得た値を建築物環境衛生基準に照らし合わせて、基準に適合しているか否かを判断するのが空気環境測定です。 

空気環境測定の必要性

 近代大型ビルは強度上ドアや窓が少なく、換気しにくい構造になっております。          そのため、多くの施設では空調システムを使って外気を取り込み、施設内空気の循環・入れ替えを行うことで、適正な空間維持に努めております。

もし、その空調設備が故障していたり、停止していた場合はどうでしょう?そうです。一酸化炭素や二酸化炭素、粉塵、カビやダニなどの有害物質が施設内に充満してしまいます。

この有害物質が原因となり、頭痛や吐き気、重篤な場合は気管支炎といった影響まで人体に与えてしまうのです。

これらの弊害を事前に把握し、予防するのが「空気環境測定」です。そして施設のオーナーまたは管理者様には空気環境測定を定期的に行うことが義務付けられております。

 誠和環境株式会社では、経験豊かなスタッフが最新の測定機器を使用し、確かな測定結果をご提供し、より良い改善策をご提案いたします。

ご不明な点はお気軽に何なりとお問い合わせくださいませ。

空気環境測定の対象と測定項目

対象建物 測定項目
延べ面積3,000㎡以上のビルや百貨店、劇場など 温度 湿度 一酸化炭素 二酸化炭素 浮遊粉塵 気流
延べ面積8,000㎡以上の学校等 ホルムアルデヒド
(ビルの新築、増築、または大規模修繕が完了し、使用を開始する時点から、6月1日から9月30日の期間に1回のみ行う)

空気環境測定業者とは

 オフィスビルや学校など、多くの人が集まる場所で、空気中に含まれる粉塵、一酸化炭素、二酸化炭素などの有害物質の量を測定し、その空気環境が法律で定められた基準を満たしている否か判断する専門的な仕事です。

 これらの仕事を行うには、建築物環境衛生管理技術者の資格を持つ必要があります。この資格を取得するためには、専門的な知識と技術が必要となります。また、一定の条件を満たした場合は空気環境測定業として、東京都知事の登録を受けることができます。